「介護脱毛」って最近よく耳にしませんか?
今、40~50代の間で介護を受ける将来を見据えてアンダーヘアを脱毛する人が急増しているそうです。
私はおばに言われたある言葉がきっかけで
40代の今、アンダーヘアの脱毛に通っています。
その”ある言葉”は、
まだ子供たちが赤ちゃんのころ
オムツを替える私の横で発せられました。
「おむつ替え大変だろうけど赤ちゃんは先が見えてるからかわいいもんよ。
年寄りのおむつ替えはくさいし出る量も多いし体も重たくて大変なんだから。
それにいつまで続くかわからないし本当イヤになるよ。」
先日NHKの番組でロンブーの淳さんがご自身の介護脱毛の経験をお話ししていたり、
以下のデータからも男女問わず介護脱毛への関心が高まっていることがうかがえます。
2010年10月から2019年9月末にかけて、45歳以上の男女の患者数は23.91倍と右肩上がりに伸びているという。なお、2014年10月から2019年9月にかけてアンダーヘア脱毛を契約した40歳以上の男性患者数は全院で12.9倍に推移。
脱毛は1回行ったら終わりではありません。
納得できる毛量になるまで通い続けなければなりませんので、
半年〜数年先の脱毛完了を見越した上で、早めにカウンセリングだけでも行ってみてほしいです。
なぜ早く行った方がいいのか?
それはミドル世代から始まるさまざまな老化現象は脱毛の障壁になりうるからです。
脱毛するか迷っている方に特に私が実感した「早く行けばよかった」と後悔したことを3つご紹介します。
【脱毛前の自己処理がつらい】
あそこの皮膚のたるみ
脱毛に行く前の事前準備として、施術の1~2日前までには脱毛する箇所を自己処理しておかなければなりません。
今まで下着や水着からはみ出る部分しか処理したことがなかった私は、アンダーヘアのすべての毛を剃ってみて思いました。
「皮膚が想像以上にたるんでいて剃りにくい!!!」
皮膚が比較的張っている箇所(例えばスネやうで)はシェーバーを当てるだけでスムーズに剃れますが、アンダーヘアの皮膚(正面ではなく特に皮膚が薄い部分)はハリがないため引っ張りながら処理する必要があります。
どんなに見た目キレイに歳をとっていても
どんなに運動をして体型をキープしていても
あそこの皮膚のハリまで気にして「日々保湿を欠かしません」というミドル世代の方がどれだけいるでしょうか?
そもそもそういう美意識の高い方は若いうちに全身脱毛を終えてツルツルのはずです。
よほどのケアを施していない限り、どんなに若く見える方でもみんな等しく皮膚がたるむ箇所と言えます。
さらにカミソリでは皮膚を傷つける恐れがあるため、脱毛サロンなどでは極力肌への負担が少ない電気シェーバーを勧めています。
これがまた剃りにくくて…
私はお風呂でボディソープとカミソリでやっちゃいます。
体が硬くなる・視力が落ちる
加齢とともに体が硬くなったり目が見えにくくて眼科に通っているという方も多いかと思います。
介護脱毛ですから、排泄する場所付近の毛を脱毛する目的で行きますよね。
一般的にアンダーヘアのVIOの「O」の部分(肛門周り)は中国雑技団並みに体が柔らかくないと自分では見えず、自己処理しにくい箇所です。
VIOはデリケートゾーンの形をアルファベットのV・I・Oで表現した名称。Vラインは様々な概念がありますが、基本的には正面から見える三角の部分。IはVラインの下からお尻の穴の手前まで。Oはお尻の穴の周りを指します。
Oの部分を自己処理するには、鏡を床に置き、またいでしゃがんで見ながらやるか、
触りながら感覚に頼って剃っていくか、
相場はそんなところです。
この普段とらない姿勢にならないと自己処理できないのがアンダーヘアの難しいところであり、
年齢とともに体が硬くなっている方は、今後ますます自己処理が大変になることが予想されます。
さらに鏡に映したところでそこに映った細い毛というのはなかなか見えにくかったりします。
見えにくいとあれこれ無理な体勢をとってしまい、結果的に首や腰を痛めてしまうこともありえます。
友達に「あんた首どうしたの」なんて聞かれても
「肛門周りの毛剃ろうとしてやった」なんてなかなか言いづらいですよね。
脱毛サロンによっては、自己処理しにくい「O」の部分はシェービングをしてくれたり、有料でシェービングを追加できるところもあります。
どちらにしても少しの剃り残しであればスタッフの方が施術前にシェービングをしてくれます。
【脱毛を受ける際は服薬NG】
歳をとるほど体にガタがくるのは当然と言えば当然です。
特に女性は更年期や閉経を期に体調がガクッと悪くなる方も珍しくありません。
基本的にどの部位の脱毛にしても、施術を希望する際の服薬はNGです。
これは思わぬ副作用やトラブルを回避するためです。
年齢とともに血圧が高くなり、日常的に血圧を下げるお薬を飲んでいたり、
腰やヒザや頭が痛くて鎮痛剤を飲んだり、糖尿病の治療薬を飲んでいたり…
こういったトラブルは歳をとるとともに増えていく傾向にあります。
わざわざ治療を中断してまで脱毛するのもなぁ…という状況になる前に、
少しでも健康なうちに脱毛をスタートすることをおすすめします。
【脱毛は白髪に効かない】
早く脱毛を始めた方がいい1番の理由はこれ「白髪に効かない」です。
多くの脱毛サロンで導入されている機械は黒い毛にしか反応しない仕組みですので、
白髪が1本でも少ないうちに脱毛を始めた方がよりキレイに仕上がります。
同じ金額を払うのに「白髪が多くて残っちゃいました〜」じゃもったいないですよね。
「大丈夫私のアンダーヘアは黒々しているわ」
というそこのあなた!
私もそう思っていました。
まさか下の毛にまで白髪があるとは思いもせず施術前に自己処理をしていたとき、
え!ウソ意外とある…
今まで自分のアンダーヘアをまじまじ見つめることがなかった私は意外と白髪が増えていることに驚きました。
せっかく時間をかけて脱毛に通ってキレイになったのにあのハリのあるピンピンした白髪だけはしぶとく残っていたらどうでしょう。
多ければ多いほど気になりますよね。
今後白髪が増えることはあっても減ることはほぼありません。
介護脱毛を始めるなら、少しでも白髪の割合が少ないうちにスタートすることをおすすめします。
白髪のせいで脱毛を諦めるのはまだ早い
それが「ニードル脱毛」
ニードル脱毛
美容電気脱毛や針脱毛とも言われている脱毛で、毛穴ひとつひとつに針を刺して微弱電流を流す脱毛方法です。メラニン(黒い色素)がない白髪でも脱毛でき、白髪でも高い効果があります。
ニードル脱毛のメリット
毛穴ひとつひとつに針を刺し毛根組織に直接ダメージを与えるため、白髪でも確実に脱毛できます。
ニードル脱毛のデメリット
ニードル脱毛は針を毛穴に直接刺すので痛みが出やすい脱毛方法です。
また、1本1本処理するので施術に時間がかかります。
さらに他の脱毛方法より高い技術が必要になりますので料金も高くなります。
まずは光脱毛やレーザー脱毛で広範囲から
ニードル脱毛は光脱毛やレーザー脱毛よりも料金が高いため、広範囲を光やレーザーで脱毛したあとに残った白髪だけニードル脱毛で処理するというやり方が、身体的にも価格面でもベストだと思います。
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光脱毛やレーザー脱毛が白髪に効かなくても、
脱毛の回数を重ね、毛量が減ってきた段階で
「完全には無くなっていないけどだいぶ減ったからもういいや」
と思うこともありますし、
そもそも1本残らず完璧にツルツルにしないと介護脱毛の意義が果たせないわけではありませんよね。
少しのアンダーヘアの中に少しの白髪が混じっているというだけのこと、と思える場合は無理に白髪をやっつける必要もありません。
脱毛に限らず、新しいことにチャレンジするハードルって歳を追うごとに上がっていきますよね。何でもかんでも億劫になる気持ち、とてもわかります。
でも一歩踏み出してみてください。
きっとお友達にも言いふらしたくなる快適さが待っていますよ。
死ぬまで自分のことができるのが理想ですが、先のことは誰にもわかりません。
もし下の世話をしてもらわないといけなくなった時、それを引き受けてくれる誰かの負担が少しでも軽くなれば、申し訳ないと思う自分の心も軽くなるかもしれませんね!
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