長女がもうすぐ中学生になるので先日制服の採寸と注文に行ってきました。
2ヶ月後、注文先の担当者から「スカートのできあがりが5月になるらしい」と電話がきました。
つか5月までムスメ何履いていけっちゅーねん。
ですよ。
出典:吉本興業
「アイトゥイマテーン」
じゃ済まないんですよ。
新しくなる制服
娘の通う中学校は、彼女たちの代から制服が変わるのです。
新しい制服を着られるということで娘もワクワクドキドキ大喜び。
田舎町のわが地域では市内に昔からある学用品専門店で制服を作るのが定番です。
しかし今回からCMでもおなじみの大手有名チェーンの紳士服屋さんでも制服が作れるようになるとのこと!そして定番の店より割安らしいんです。
ただ安いだけでもいけないと思い、中学の入学説明会に来ていた制服取り扱いメーカー各社のプレゼンをよく聞いてみました。
価格は抑えても品質は良さそうだ!
ということで大手の紳士服屋さんで作ることにしました。
多様性に配慮した制服
中学側からの説明では新しい制服から「多様性」に配慮した仕様にするとのことで、女子でもズボンを選ぶことができたり、ネクタイとリボンの好きな方の着用が認められることになりました。
娘はズボンも欲しいとのこと。
冬は寒いから(登校に徒歩30分)ズボンで行きたいというので、とりあえず夏はスカート、冬はズボンの各1着ずつ買おうということになりました。
「でも入学式はみんなと一緒にスカートで行きたい!」というので肌寒いのは覚悟の上で、冬服とデザインも同じ夏服のスカートで入学式に行くことにしました。
制服のご注文はお早めに?!
わが家では初めての中学生なので、採寸に行く時期がいつがベストなのかよくわからず、
コロナ禍だし混んでる時期に行くのもイヤだなぁと思い、12月中に行きました。
平日の放課後に行ったこともあり、客は私たちだけでした。
担当してくれたのはまだ入ったばかりのような雰囲気の50歳前後の女性。
採寸のとき、ややもたついていて不慣れな様子はありましたが、制服の取り扱いが今年からだから仕方がないのかなと自分を納得させました。
不慣れな割には「このくらいで大丈夫ですよ!」と言ったわりとざっとした採寸の担当者。
こちらは初めての中学生なので、商品についてわからないことをいくつか質問しましたが、はっきりとした回答というよりはその場しのぎで曖昧な対応をしているように感じました。
時折、確認もせずテキトーに応えているような印象がありましたので、会計前に間違えがあっては困ることについては彼女よりも経験がありそうな方に改めて確認しました。
するとやはり適当に応えていたようで訂正されました。
担当してくれた方は「調子はいいけど信頼はできそうにない人」という印象でした。
しかしその時はさほど気にしていませんでした。
制服のズボンは後日改めて
ブレザーやワイシャツなど、やせ型の娘にはどれもブカブカでしたが、卒業するころにはちょうどよくなっているはずという、ほどんどの親が持つ希望を胸に、わが家も大きめのサイズを選びました。
しかし娘が欲しいと言っていたズボンだけは合うサイズがなく、スカートと同じウエストサイズのズボンを試してみても、太すぎてなんだか不恰好でした。
担当者いわく、「もうひとつ小さいサイズがあるが試着用が店舗になく、取り寄せて後日採寸し直しましょう」とのことでした。
それならまぁ、入学式は夏服スカートで行くし、ズボンはあとからでもいいよね、と担当者の方と話しながら決めました。
制服注文から2ヶ月後
採寸の日から約2ヶ月後、担当者から電話がきました。
私はてっきり
「試着用のズボンが来たので娘さんを連れて採寸に来てください。」
の電話だと思っていました。
ところがどっこい、
担当者の第一声は
「夏服のスカートは5月になるらしいんです。」
だった。
は?
「なので入学式には間に合わないらしいんですよ〜。」
はぁ???
代替案は制服のスカート半額
でも太すぎて変だったからもっと小さいサイズを取り寄せてから試着してみようっていう話でしたけど
…それでズボンの採寸はいつ行けるんですか?
♫保留音…
取り寄せはしていただけないということなんですか?
いいですズボンは他でたのみます。
私は、このあと何度も
- 本当にスカートは2枚で1枚分の値段でいいのか
- こちらの手出しはないのか
について確認したところ、大丈夫とのことでした。
この人が勝手に決めて適当にその場しのぎのこと言ってないよね?!という不信感しかなく、実際に制服を受け取るまでハラハラしてしまいます。
出費増えずとも腑に落ちない理由
制服のスカート夏冬2枚が1枚分の価格で手に入るということで、損してないどころか得したことになるはずが、どうもスッキリしません。
電話を切ったあとはイライラもやもやが止まりませんでしたが、だいたいそんな時は冷静ではないので翌日に頭の中を整理してみました。
結局なんとなく腑に落ちないもやもやの原因はやはりあの担当者にあります。
「間に合わないらしい」とか
「取り寄せになるらしい」とか、
らしいらしいの連発で私のせいじゃない感丸出しの対応がどうしても解せないんです。
私もわかっていますよ、あの担当者が直接制服を作るわけじゃないことくらい。
彼女の都合じゃないことくらいわかっています。
が、あわよくば
と、こちら側にまわってきそうな無責任さに図々しさすら感じさせるあの対応がとても不快でした。
そしてそこから来る不信感による、
- 制服がきちんと入学までにできあがるのか
- 本当に金額的な負担はないのか
大丈夫かなぁ〜?という気持ちで、受け渡しのその日まで過ごさなければなくなったこと、それが腑に落ちない原因です。
まとめ
まずあらためて考えてみると、
わが家のような制服の注文の仕方はおそらくレアケースだと思われます。
だいたいの女子はスカートを夏冬2枚ですむと思うんですが、
わが家は夏はスカート、冬はズボンという注文でした。
しかし冬のズボンの試着は取り寄せで後日採寸(担当者は忘れていたっぽいけど)という形になってしまったので、実質冬服は上しか用意がなく、夏服が5月納品となれば入学式には当然間に合いません。
そこで他の制服屋さんにも聞いてみましたが、夏服はやはり5月からの引き渡しになるそうでした。
理由は、夏までにまたサイズが変わるといけないので、夏服は夏前にもう一度採寸に来てもらってから作るとのこと。
勝手に制服は入学時点で夏冬両方揃っているのがあたりまえと思っていた私には目からウロコでした。
はじめての中学生ということもあり回り道をしてしまいましたが、無事にスラックスも昔ながらの地元の学用品店で注文でき、あとは引き渡しを待つばかりです。
夏服をいつ注文しようがそれは注文する側の自由ではあると思いますが、通常はみなさん夏前にもう一度採寸に来てもらいますとか、夏服の受け渡しは5月になりますとかいうことは教えてほしかったなぁと思うばかりです。
今年から制服を取り扱い始めたとのことですが、そのくらいの研修はあれほどの超大手の紳士服店で受けていないのか疑問です。
しかしながら、私が訪れた超大手紳士服店の某店舗には別の機会に行った際に接客してくださった店員さんはとても親切で的確なアドバイスをしてくださる方でした。