こんにちは!
コトブキ(@kotobukingdom)です。
ハエとり名人の称号を頂戴していまして(家族から)
今回はうっとうしいハエの簡単な捕まえ方をシェアします!
最近はコロナで換気が重要視されていますので、以前より窓を開ける機会が増えていると思います。
暖かくなってくると一日中開けっぱなしということもありますよね。
網戸は締めたはずなのに
ちょっとしたスキマや窓を開けたときに
いつの間にか侵入してくるハエ。
我が家は田舎なので夏になるとよく庭で焼肉をするのですが、
食べ物のニオイにつられて寄ってきたハエが
人の出入りのタイミングでよく訪問しにきます。
そんな方にもぴったりな、
直接触れることなく生け捕りにして外に放ち
無用の殺生はしない平和的解決をご紹介します。
用意するもの
透明ビニール袋or透明なコップ
以上!
ビニール袋で充分戦えますが、
私は形が固定されている方がやりやすい気がするので、透明のプラスチックのコップを使うこともあります。
ガラス素材は割れると危険ですので注意が必要ですが、ぶっちゃけそんなに白熱した激しい大捕物ではないのでご本人の責任で判断してください。
ハエが入ったコップなんてよーく洗ったとしても2度と使いたくないという方はとりあえずビニール袋にしましょう。
また透明にこだわる理由は捕獲できたか確認しやすくするためだけですのでなければ透明なものでなくても代用は可能です。
やりかた
仕留めやすい位置にとまるまでじっくり待つ
ハエとりに一番大事なことは忍耐です。
焦りが己の首を絞めることになります。
なんか大層な話をしている風ですがハエとりの話をしています。
まずは相手がとらえやすい位置に着地してくれるのをじっと待ちましょう。
壁やテーブルの上など平らな場所が比較的捕まえやすい場所と言えます。
逆にイスの背もたれなど幅の狭いところは
ハエの上から袋やコップをかぶせても
下の隙間からサっとすりぬけてしまうこともあります。
コップを使用したときの場合
テーブルで捕まえた場合コップをかぶせたら手をはなしても問題ありません。
しかし壁や天井にとまったハエにコップをかぶせた場合、何かフタをするものがないといけませんよね。
うすい紙やファイルなどをスーッと壁(または天井)とコップの間に挟み込まないと「壁&ハエ&コップ&あなたの手」という組み合わせから身動きが取れなくなりますので、協力者がいない場合はなにか下じき状のものをあらかじめ持っておくといいでしょう。
そっと近づく
ハエがベスポジに着地したからといって血まなこで飛びかかってはいけません。
100パー逃げられます。
「あなたのことなんて誰も気にしてないわよ」と、かつて好きな人に素直になれなかったあの時のようなそぶりでそっと距離をつめましょう。
この時パッと逃げられてしまうこともよくありますが、思い出してください。
ゆっくり近づいてその時を待ちましょう。
絶対にスピードで捕まえようとしない
ハエの動体視力には勝てないことを肝に銘じる
さぁこれがハエとりの最重要課題です。
ハエの動体視力は人間とは比べ物になりません。
「俺は井上尚弥のパンチも那須川天心のキックもよけられる」
という人と
「宮本武蔵みたいに箸でハエを捕まえられる」
という人以外はハエのスピードには勝てません。諸説あり。
人間がどんなに素早く動いてもハエからすれば所詮スローモーションにすぎないのです。
昔のカラオケ映像などにあった
カップルが海辺でおいかけっこをしたり、
水をかけあったりの「あははうふふ」としているあの映像のように、
ハエからはゆっくりにしか見えていません。
これが人間の限界なのだとあきらめましょう。
ではどうしたらいいのか。
ここで逆転の発想です!
めっちゃ早く動いてもハエからはスローモーションに見えてしまう
ならばめっちゃ遅く動けばハエからは止まって見えるんじゃない?!
これです。
これぞ人間さまの脳みそを使ってあみだしたハエとり名人の秘儀です。
(注:ただの主婦です)
ハエを叩き落とすのは、なぜこんなに難しいのか?
BBC NEWS | JAPAN
最後の最後にスピード勝負に出ないように
先ほどから忍耐が大事と言っているのは、
この「ゆっくり動く」というのが意外とむずかしいからです。
すぐそこの射程圏内に憎っくきハエのヤロウがいたらすぐさま仕留めてやりたくなってしまう気持ちはよくわかります。
すぐまた飛んで行ってしまうかもしれないと気持ちが焦るのもわかります。
しかしそこはグッとこらえ、
ゆっくりゆっくり、
決して急がずターゲットに近づいていきます。
そしてゆーっくりゆーっくり袋orコップをかぶせます。
夫や子供にもここまでの内容をしつこく伝えているにも関わらず
さぁもう少しで完全にかぶさる!
というところで焦って一気にいこうとします。
そしてあと2cmほどで閉じ込められたはずなのにハエに気づかれそのわずかな隙間からすり抜けて行ってしまうのです。
さっきから言ってんじゃん!
スピードじゃ勝てないの!
となるわけです。
稲中のパンツ職人のように(賛否はともかくとして)
相手に気付かれないよう、
本当に最後の最後までゆっくり!
そーっとそーっと迫ります。
最後まで集中を切らさなければハエを確実に捕らえられます。
捕まえたら逃がしてあげよう
生け捕りにできたなら窓の外へ逃がしてあげましょう。
捕まえてからわざわざ潰すのもなんだか気持ちのいいものではありませんし、
その1匹始末したところで別のハエがまたいつかやってきます。
そして逃すときにはぜひ適切な方向に逃がしましょう。
私は逃がした途端また家に入ってきて振り出しに戻ったことがあります。
悲しくなります。
オススメしない方法
夜であれば家の電気を消して窓を全開にしてハエが外に出て行ってくれるのを待つという方法もあるかもしれませんが、私はこれを昼間にやったことがあります。
あっさり外に出て行ってくれた経験があったのでたまにやるのですが、
それは運が良かっただけのようです。
ハエが出て行くのを待っている間に
比較にならないほどデカイ謎の飛ぶ虫が入ってきたことがありプチパニックに陥ったことがあります。
みなさんもお気をつけください。
まとめ
ハエたたきなどで落とすと死骸を拾わなければならなかったり、食べ物の上に落ちたりしてイヤな方、
ネットによくあるめんつゆを使ったハエとりトラップがいまいちだったりした方はこのシンプルな方法を一度試してみてください。
直接触れることがほぼないため虫が嫌いな方でも大丈夫だと思います。
必要なのは家にあるアイテムのみ。
あとは忍耐です。
これをマスターしたらあなたも家庭内できっと「ハエとり名人」の称号を得られるはずです!
我が家の宮本武蔵とあがめたてまつられること間違いなし!